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すり傷・切り傷・やけど・キズあと すり傷・切り傷・やけど・キズあと

すり傷・切り傷・やけど・傷あととは? すり傷・切り傷・やけど・傷あととは?

皮膚表面が外から加わったものが原因で傷つく事です。 皮膚の表面が、擦れたり、切れたりして傷ついている状態なので、場合によっては雑菌から感染症を起こすケースや、深い傷の場合は縫う事もあります。

特に子供やお年寄りはあらゆる原因から傷ができやすいので、家での処置も必要ですが、傷が深かったり損傷がひどい場合は、早めに医師の診察を受けましょう。

すり傷について すり傷について

すり傷(擦過創)は1番多い傷の症状と言えます。皮膚表面が擦れてつく傷の事です。

原因

転んでしまって膝を擦りむいたり、指を擦ってしまったなどで起こります。

症状

皮膚表面が擦れているので、保護する力が損なわれている状態です。皮膚の表面は特に痛みを感じやすい部分なので、広範囲になる程痛みを伴います。

治療

皮膚表面が傷ついているので、縫うなどの治療はしません。傷口に石ころやゴミがつまっていると、バイ菌から感染症を起こす可能性があるので、よく洗い清潔に保ちます。治療法としては、表面を乾かさない為に抗生剤の軟膏を使用します。

カサブタができると、治るまでに時間がかかったり、跡が残るので、乾かさずに治しましょう。傷が落ち着いてきたら、傷を覆って治していきます。絆創被覆材を使用する事もあります。

切り傷について 切り傷について

原因

刃物やガラスなど先の尖った物で切れてしまいます。テレビの角にぶつけたり、転んで当たりどころが悪かったりしてもぱっくりと切れてしまう事があります。

症状

切り傷の浅さや深さは様々ですが、切れて皮膚が開いてしまった状態です。深さや広さによっては縫う必要があります。

治療

切り傷は縫う必要があるかどうかを判断します。傷が深く広く、脂肪組織まで達している場合は、治る時に傷が大きく硬く厚く盛り上がってしまう事があるため、縫った方が綺麗に治ります。

脂肪組織の深さが深くない場合でも、治る過程で肉が埋まってきて幅が広くなる事があるので、その場合は縫う事があります。縫わないで済む切り傷の場合は医療用のテープで固定します。浅い切り傷の場合は軟膏を塗ります。

その他の傷について その他の傷について

その他の傷としては

・棘が刺さった刺創(しそう)
・ぐしゃっと傷つけてしまった挫滅創(ざめつそう)
・犬や猫に噛まれてできる咬み傷(咬傷)(こうしょう)

があります。

治療

刺し傷(しそう)

刺し傷(しそう)は、棘がある場合は抜き、抜けない場合は麻酔をして切開する事もあります。

挫滅創(ざめつそう)

挫滅創(ざめつそう)は、皮膚が広範囲にわたり傷ついている事があるので、治るのに時間がかかる可能性があります。 治療としては擦り傷と同じような治療が主です。

咬み傷(こうそう)

咬み傷(こうそう)は、口の中にバイ菌がいるので、咬まれた傷から感染症を起こしやすいです。小さな傷でも、感染する可能性があるので、徹底的によく洗い、抗生剤を内服します。膿をもっている場合には、皮膚を切開して中の膿を出す事もあります。感染対策の軟膏を使用し、傷が落ち着くのを待ちます。

やけどについて やけどについて

やけどとは、熱傷(ねっしょう)と言われる皮膚の表面が熱により傷ついて起こるものです。

原因

熱傷(やけど)は、熱いお湯や油、鉄板などに触れ皮膚が傷つく事です。

症状

やけどは深さによって3段階に分けられます。

第Ⅰ度

皮膚の表面のやけどで、赤くなりヒリヒリします。少し腫れてピリピリとした痛みを伴いますが、水ぶくれまでにはならない程度です。

第Ⅱ度

表皮から真皮までが傷つくやけどです。その中でも、以下の2つに分けられています。

浅達性Ⅱ度熱傷(SDB)→真皮の浅いところが傷ついたやけど
深達性Ⅱ度熱傷(DDB)→真皮のより深いところまで傷ついたやけど

2つに分けられているのは、症状や治るまでの期間が大きく異なるからです。 SDBの場合は、毛の根元や汗腺が残る事があり、皮膚が再生する事が可能ですが、DDBの場合は毛包や汗腺まで損傷している事が多く、皮膚の再生が遅くなります。

またDDBでは神経まで損傷している事がある為痛みを感じにくなります。 SDBの場合、水ぶくれやジクジクしたびらん面になり痛みを伴いますが、2.3週間で大きな傷跡は残らずに治ります。

DDBの場合、水ぶくれにはならず、ジクジクしたびらん面になり、一部白く変わる事が多く、痛みは感じません。 1ヶ月〜数ヶ月かかる事もあり、赤く盛り上がった痕が残る事もあります。

第Ⅲ度

真皮の下の皮下組織まで傷ついた状態の最重度のやけどです。皮膚表面が黒く焦げていたり白く変色していて、神経まで死んでしまうので、痛みはほとんど感じません。

種類

熱傷(やけど)には、その他に以下のものがあります。

低温やけど

それ程熱くない湯たんぽや、スマホなど温度の低いものに同じ場所が長時間ふれているとやけどになります。

薬品によるやけど

化学熱傷(かがくねっしょう)と言われるやけどです。 酸(硫酸、硝酸、塩酸、フッ水素酸)やアルカリ(荷性ソーダ、荷性カリ、生石灰)などが皮膚にふれておこるやけどです。

酸によるやけどは比較的軽いですが、アルカリは重症になります。家庭では、消毒剤、漂白剤、トイレの洗浄剤などで起こる事があるので、取り扱いには十分注意しましょう。

治療

やけどは丁寧に毎日良く洗うのがポイントです。 軽いやけどの場合はアズノール軟膏を使用します。感染がなく、皮膚表面が少し深い傷がある場所はプロスタンディン軟膏や、フィブラストスプレー、アクトシン軟膏を使用します。症状により創傷覆材も使用します。Ⅰ度の軽い炎症の場合はステロイド軟膏で抑える事もあります。

熱による炎症を鎮める事が大切です。低温やけどの場合、治ってきているように見えても、その下の皮膚が死んでいる事があります。その場合も、死んだ細胞を取り除く働きのある軟膏を使います。傷ややけどで感染が疑われる時は抗生剤を内服し感染を抑えていきます。

傷あとについて 傷あとについて

傷ややけどは治りますが、治った後の傷跡が残る場合があります。傷跡は紫外線に当たると残りやすくなるので、日焼け止めを塗ったり、日差しを避ける事が大切です。

深い傷やDDBのやけどは、傷跡が赤く硬く盛り上がるケロイド状になる事もあります。軽い傷はヘパリン類似物質の保湿クリーム(ヒルドイドソフト軟膏)か、赤みを抑えるステロイド軟膏を使用します。