• アクセス
  • facebook
  • LINE
06-4392-8388

受付時間 9:30~12:30・16:00~18:30
木・土曜午後・日祝は除く

症状を探す

- 症状を探す

赤ら顔 赤ら顔

赤ら顔とは? 赤ら顔とは?

赤ら顔とは、頬や小鼻の周りを中心が赤くなり、顔全体が火照ったような状態になったり、毛穴が赤くなって目立つ場合があります。その人が元々持っている肌質も大きく関係しますが、間違ったスキンケアや過剰な洗顔などで赤ら顔になる場合もあります。

皮膚が薄く、色白の肌質の人がなりやすいと言われ、毛細血管が拡張し、皮膚表面に透けて見えてしまう状態です。お肌を気にして過剰にスキンケアを続けてしまうと、赤ら顔が悪化する事もあるので赤みが気になる時は皮膚科を受診する事がおすすめです。

赤ら顔の原因 赤ら顔の原因

赤ら顔には様々な原因があり、特定が難しい場合もあります。

ニキビ・ニキビ跡

ニキビが赤く炎症していたり、炎症ニキビが複数できていると赤みが増して見えます。できているニキビが治っても、ニキビ跡の赤みが残っていると色素沈着してシミになる事もあります。

敏感肌

元々の肌質が敏感肌の場合、普通肌の人に比べ皮膚か薄く、少しの刺激にも弱い状態です。角質層の水分量が少なくバリア機能が弱い為、皮膚が薄くなり皮膚の下の毛細血管が透けて見えてしまいます。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、酸化した皮脂が炎症を起こした状態で、皮脂分泌が活発なのに水分は不足している為、バリア機能は弱く、刺激から皮膚を守る働きが弱い状態です。皮脂分泌が盛んなので、酸化して毛穴の黒ずみや開きが目立ちます。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れる事で、皮脂分泌が活発になります。皮脂分泌が活発になる事で水分量とのバランスが崩れ、バリア機能の低下にも繋がります。また、ホルモンバランスが乱れる事で炎症したニキビに繋がるケースも多く、ニキビやニキビ跡から赤みを引き起こします。

生まれつき・寒暖差・冷気

元々生まれ持っている肌質が薄く、色白の人は赤みが出やすい肌質です。皮膚が薄いと、少しの刺激にも弱く、冬場の冷気や寒暖差が刺激になります。刺激を受ける事で、毛細血管が透けて見え、赤く見えてしまいます。

ステロイド剤の長期外用

ステロイド剤を長期に渡り外用し続けていると、副作用で皮膚が薄くなり毛細血管が透けて見える状態になります。 乾燥肌や敏感肌など、元々の肌質がデリケートな人は特に長期の外用や顔への塗布は注意が必要です。

過度なスキンケア

毎日の洗顔の時にゴシゴシ摩擦が加わる洗顔を続けていると、毎日お肌に強い刺激が加わっている事になります。強い摩擦が加わる事で皮膚が薄くなり毛細血管が拡張して見えてしまいます。また、頬の赤みが出やすい部分はシミができやすい部分なので、洗顔の時の力加減は重要です。

アルコールや香辛料、カフェインの過剰摂取

アルコールや香辛料の強い食べ物は、末梢神経を拡張します。刺激物を過剰に摂取し続ける事により血流が停滞しやすくなり赤みが目立ってしまいます。

赤ら顔の症状 赤ら顔の症状

赤ら顔は、赤みも範囲も様々で頬、顎、フェイスライン、眉間、鼻の頭を中心に赤みが広がります。ピリピリしたり、チクチクするような皮膚の違和感があるのが特徴で、元々の肌質プラス環境や時間によって症状が出たり、症状が強くなったり弱くなったりします。

熱を持った火照りの症状が出る場合もあり、糸状の毛細血管が見える事も多いです。最初は凹凸のない赤みの状態ですが、徐々に赤みがある部分がぶつぶつしてきたり、盛り上がってくるケースもあります。症状が出る部分によって変わり、毛細血管が透けて見えるパターンも複数あります。

赤ら顔の種類 赤ら顔の種類

見た目には赤みが出るという事が共通していますが、赤みにも種類があります。大きく分けて以下の2種類です。

毛細血管拡張による赤ら顔

皮膚の下にある毛細血管が拡張し、表面から赤く浮き上がった毛細血管が透けて見える状態の事です。 寒暖差や、冷気が刺激になって現れる事が多いので、冬場に悪化しやすい赤ら顔です。また、食生活や生活の乱れによっても毛細血管の状態は変化するので、原因が複数考えられます。

炎症による赤ら顔

乾燥やニキビなど、外的刺激を受け炎症し赤ら顔になるケースです。赤く炎症したニキビが繰り返しできたり、ニキビ跡に赤みが残るケースです。

赤ら顔の予防法・治療 赤ら顔の予防法・治療

赤ら顔は皮膚が薄くなり、刺激を受ける事で悪化する症状です。

予防法

とにかく日時にある皮膚の刺激を避ける事が大切です。

・洗顔の仕方、力加減を優しくし、刺激を控える。
・使用している化粧品などは低刺激の物にする。
・紫外線も刺激になるので、必ず日焼け止めを塗る。
・刺激物やカフェイン、アルコールの過剰摂取は控える。

治療

皮膚科での治療は、飲み薬や塗り薬が処方されます。 ビタミン剤や、抗生物質を内服し炎症を抑えます。塗り薬も抗生剤のクリームや炎症を抑える外用薬を使用していきます。皮膚科でも洗顔料や化粧水なども相談できます。

薬以外の治療法としては、フォトフェイシャルやレーザーなどの治療が一般的で、速攻性はありませんが、数回繰り返し治療する事で赤みが出にくい肌の状態になります。