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花粉が引き起こす肌トラブル

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春から初夏にかけて発症する肌のトラブルといえば花粉皮膚炎が多くみられます。花粉皮膚炎は肌のバリア機能の低下により、炎症が起こっている状態です。おもな症状には、

  • 目や鼻の周りの肌の色が変化する
  • ニキビのような赤い細かい発疹がでる
  • マスクなどが擦れる肌がヒリヒリする
  • 頬などが白く粉が吹いたようになる

があり、症状がひどい時期には、メイクが出来ないのはもちろん基礎化粧品すら痛みで使えない事もあります。春先は気温や湿度が変化しやすく、乾燥しやすい時期のため肌が敏感に反応してしまう可能性があります。花粉によって引き起こされる他の症状(くしゃみ鼻水、目のかゆみ)などでも目や鼻の周りをこするために摩擦で炎症を引き起こします。特にアトピー性皮膚炎の方は花粉皮膚炎との合併により症状がひどくなることがあります。

花粉皮膚炎は、圧倒的に女性が発症することが多いようです。男女比では1:9の割合だともいわれています。これは皮脂分泌量の違いと、肌の強さからかもしれません。

花粉皮膚炎の対策ですが、外出時にはなるべく花粉が肌にふれないようにメガネやマスクで肌を覆いましょう。またこの時期だけ赤ちゃんにも使える敏感肌用の基礎化粧品に変えるのも良いかもしれません。洗顔時には、メイク落としクレンジングなど肌を摩擦する物を極力控え、石鹸をよく泡立てて優しく洗いましょう。石鹸の泡でもヒリヒリする場合は、ぬるま湯のみで洗いましょう。しかしセルフケアで症状が改善せずまた悪化する場合は、やはり速やかに皮膚科への受診をお勧めします。

さらに、花粉皮膚炎だけでなく、全ての花粉症患者の10%ほどが果物・野菜アレルギーになる方がいるそうです。これは、身体が摂取した果物や野菜を花粉と勘違いし、攻撃する為と言われています。花粉の種類によってアレルギーを引き起こす果物・野菜は違いますが、多くの方々の花粉症の原因となっているスギ花粉で引き起こされる可能性があるものはトマトだそうです。その他の花粉でもメロンやマンゴー、ジャガイモなど、種類によって違いますので専門機関または皮膚科で相談してみるのが良いでしょう。花粉症の方は、果物・野菜を摂取する際には、気をつけて下さい。

しかしながら、春から初夏は新緑が輝き生命が躍動し、日中の気温は暑すぎず寒すぎない一年を通して最も気持ちの良い季節の一つです。花粉対策を万全にし、麗らかな季節を楽しんでください。