湿疹とは皮膚表面に起こる炎症の事です。
起こる原因は詳しくは分かっていませんが、様々な刺激に対する過剰防御反応や、刺激物が直接肌に触れる事が一因ではないかと言われています。
湿疹は早期治療が大切です。長期間にわたってかいたりこすったりすると、皮膚が硬くなってしまいます。
また、かいた場所から雑菌が繁殖して、余計に悪化してしまいます。治療を受けるまで、患部を清潔にして、かかない様にしてください。
じんましんとは皮膚に大小様々なぶつぶつや赤みが現れる事です。症状はかゆみや赤みの他に、酷い場合は次々に新しいぶつぶつが出てきて範囲が拡大してしまいます。
原因としては「アレルギー性の」もので、食べ物、食品添加物、動植物などがあります。「非アレルギー性の」ものは、外部からの圧迫(鞄、服の紐やベルトなど)、急激な温度の変化入浴や運動による発汗などがあります。多くの場合、お薬で症状が治まりますが、飲むことを止めると再発することがあり、どうしても長期の治療が必要になってしまいます。
アレルギーとは特定の物質に対して、免疫機能などが激しい反応を起こす事で体に悪影響を与えることです。アレルギーになりやすい人をアレルギー体質と呼びます。
原因として、食べ物、薬、花粉、ダニ、動植物、金属などがあります。症状は様々で、鼻づまりやくしゃみなどの軽いものから、皮膚への症状や血液低下なども起こります。
尋常性白斑や乾癬、円形脱毛症など皮膚疾患の紫外線治療として知られているものには、PUVA療法やナローバンドUVB療法があります。
エキシマライト光線療法とは、それらの紫外線療法よりさらに効果の高いと言われている308nmの紫外線を患部に照射して治療する最新の光線療法です。
従来の紫外線療法(PUVA、ナローバンドUVB)よりも、少ない回数で改善効果を認めやすく、効果の持続時間が長いため通院回数も少なくて済みます。
お肌の色を決めるメラニン色素を作る細胞であるメラノサイトが消失、または機能を停止することによって白斑は生じます。免疫系や神経系の、メラノサイトへの刺激が影響すると考えられています。
非常に難治性のため、従来の治療では効果がなく治療自体を断念する患者様も少なくない疾患です。
当院で行うエキシマライト光線療法は、治療を断念した患者様にこそおすすめです。
治療期間中の白斑をカバーするためのファンデーションのご紹介もしております。
乾癬には症状に応じて治療は様々なものがあります。病変が広範囲で重症な患者様に対しては、免疫抑制剤や生物学的製剤の新しい治療が開発されていますが、副作用なども多くあるため軽症の患者様にはおすすめできません。
当院で行うエキシマライト光線療法は、目立つ場所の病変に最も効果のある308nmという波長の紫外線を照射できますので、塗り薬だけでは効果が少ない、もうちょっと効いてほしい、という患者様におすすめです。
手のひら・足の裏に、小さいニキビや水ぶくれのような膿疱を生じます。膿(うみ)がたまっているのですが他の人にはうつりません。扁桃腺や歯、鼻などに細菌感染がある場合や金属アレルギーなどが原因となることもありますが、原因不明のことも少なくありません。外用治療(ぬり薬)が行われることがほとんどですが、効果が不充分なことも多く、エキシマライト光線療法を併用することで治療効果を高めることができます。
1回1500円程度(保険が3割負担の場合)